全国支院だより 全国の支院よりおたよりが届きました。

阿南念法寺 外観写真

阿南念法寺

阿南念法寺は、
「夫婦仲よう」を実践する
住職夫妻が、
信徒とともに楽しいお寺づくりに
取り組んでいる温かいお寺です。

四国で最初の念法のお寺、阿南念法寺は、昨年創立60周年を迎えました。

四国への念法の教線の足がかりになった阿南念法寺は、徳島県の最東端の阿南市中心部から約10kmほどの山の麓に建ち、昨年創立60周年を迎えました。

親先生がはじめて四国に渡られた地、徳島県阿南市

徳島といえば、やはり「阿波踊り」。毎年お盆には130万人以上の人出にあふれ、徳島は阿波踊り一色になります。また四国八十八ヶ所巡りの「お遍路さん」も有名です。阿南市にも四国霊場の札所が三ヶ寺あり、全国から多くのお遍路さんが訪れます。また、特産物としてスダチやヤマモモは、日本一の生産量を誇り、そのほか海や山のレジャーも盛んな徳島の魅力は一言では語り尽くせないでしょう。

阿南念法寺は、昭和27年4月、兵庫県の野間谷念法寺から長谷川きよの師が、徳島県那賀郡椿泊町の信徒宅を足場に、那賀郡一帯を布教されたことにはじまります。翌昭和28年には、信徒の切なる願いで開祖親先生がはじめて四国に渡られ、徳島県・新野町の信徒宅で2日間にわたるご親教が行われました。連日100人を越す参拝者で会場があふれる中、親先生はお伺い者一人ひとりに親身にお応えになり、多くの人をお救いになりました。さらに福井村でもご親教が行われ、新野と福井それぞれに念法の道場が誕生しました。その後、この二つの道場は合併し、昭和29年に阿南念法教会が誕生。その後も歴代の住職が布教に心血を注がれ、昭和48年11月には、現在の地に新道場が建立されました。現在、阿南念法寺は五代住職として廣瀬良学師が布教に従事されています。

  • ▲昭和45年阿南念法教会の前で親先生を囲んで

「夫婦仲よう」を実践する廣瀬住職夫妻は、信徒に大人気

いつも賑やか、笑いの絶えない阿南念法寺。その輪の中には、いつも廣瀬良学住職と奥さん先生の廣瀬幾代副住職の顔があります。

廣瀬住職夫妻のやりとりやお話しは、まさに夫婦漫才そのもの。周りの信徒たちは、爆笑の連続です。いつもニコニコ、気さくな廣瀬住職のお話しは面白く、住職の法話を聞くために遠くからお寺に来られる信徒さんもおられます。また、行事の合間を縫っては車を飛ばして信徒宅へ訪問。その数はこの2〜3年で600軒を越えるなど、フットワークの軽さも信徒から慕われる魅力の一つといえるでしょう。

一方の幾代副住職は、小学校1年生で入信され、念法一筋の家庭で育ちました。副住職を囲んでの法話では、親先生の想い出や教えをわかりやすく話され、信徒からの評判も上々です。副住職は、本山での「子育て会」の講師もされており、若いママさんたちの強い味方でもあります。

このように迷?コンビともいえる廣瀬住職夫妻ですが、実は、平成10年に住職の命(めい)を受けられた時、“住職として何をしたらいいか”と、悩み、そしてとても気負っていたそうです。それを見た二代燈主様は、「何をそんなに肩肘張っているのや。今のまま仲良い夫婦の姿を見せてたらええ。あんたらは自然体でええんやで」と、おっしゃられ、肩の荷がスーッと下りたそうです。無理せず、自然体で、いつも笑顔でいるのが仲良い夫婦の秘訣かも知れません。

  • ▲いつも笑いの絶えない廣瀬住職の法話
  • ▲仲良し夫婦を実践
  • ▲信徒がつくった「住職夫妻の似顔絵うちわ」

「楽しくなければ、お寺じゃない」を、合い言葉に

阿南念法寺では、日頃から信徒同士の交流や地域の皆さんとふれあう様々な行事の開催や催しへの参加を積極的に行っています。

たとえば、女性信徒で構成する「ほほえみ会」では、地元町会の運動会に念法浴衣を着て「これから音頭」の踊りを披露。スプーンレース等の競技にも念法チームとして参加し、最近では「念法さん、頑張って!」と地域の方々から応援してもらえるようになりました。
また、夏にはお寺の境内を開放して、「ふれあい夏祭り」を開催しています。焼きそばやかき氷などの屋台をはじめ、カラオケ大会なども開催し、子供からお年寄りまで、ひとつになって楽しんでいます。

子供会では夏と冬の年2回、合宿を行っています。今年の夏は、約40名の子供たちとともに、1泊2日で徳島県小松島にある「海上自衛隊第24航空隊」の基地見学を行いました。

このように、お寺は楽しいところと思っていただけるように、信徒みんなでアイデアや知恵を出し合って、楽しみながら活動しています。

  • ▲地元町会の運動会に踊りで参加した「ほほえみ会」の皆さん
  • ▲子供会では「海上自衛隊第24航空隊」の基地見学を実施

更新日付:2014/9/20

プロフィール

住職:廣瀬 良学(ひろせ りょうがく)

阿南念法寺
住職:
廣瀬 良学
(ひろせ りょうがく)

メッセージ

〒779-1510
徳島県阿南市
新野町馬見31
TEL:0884-36-2259 MAP
昭和36年、新野町の阿南念法教会にて日想観をされる親先生
昭和58年、信徒のお見送りに笑顔でお応えになる二代燈主様
お遍路さんへの「お接待」は
四国ならではの風習

四国は八十八ヶ所霊場巡りで知られるように、信仰の厚い地です。四国でお遍路さんは、「弘法大師と同じ」また「仏様と同じ」と扱われます。道中で食べ物や飲み物を、お接待として手渡したり、一宿のお世話をしたりしますが、これらのおもてなしはすべて無償で行われます。お接待は「行けない私の分までお参りください」という代参の意味であったり、お接待そのものが行でもあり功徳となるからです。
見返りを求めない「お接待」の心は、念法の教えにも通ずるものがあります。
立教85年祭の阿南念法寺大会では、住職はじめ男性信徒がバレリーナに扮してバレーを披露(左端が廣瀬住職)
立教90年祭に向けて信徒一丸になって活動するように設置されたシンボルマークの巨大幕