全国支院だより 全国の支院よりおたよりが届きました。

福知山念法寺 外観写真

福知山念法寺

子供たちが、楽しく集まれるお寺を
目指して取組んできた福知山念法寺。
念法信心が世代につながる
念法家族のような仲のいいお寺です。

福知山市からほど近い福知山念法寺は、今年創立47年を迎えました。

京都市から直線で60km、大阪からは100kmの距離にあり、北近畿の交通の要となる京都府福知山市。山々に囲まれたのどかな盆地の市街地に、福知山念法寺が建っています。 春になるとお寺の敷地には見事な桜が咲き誇ります。

昭和39年から、22回も福知山に足を運ばれた開祖親先生

京都府福知山の地に、親先生が初めてご親教に訪れられたのが、今から47年前の昭和39年4月4日でした。当時の福知山念法布教所は、藁葺き屋根の民家であったにもかかわらず、親先生は何度となく福知山に足を運ばれました。親先生ご到着の際には、花傘や子どもたちの吹奏楽の演奏でお迎えしました。
そして昭和49年、藁葺き屋根の建物の傷みが進んだため、念法教会として新道場が建て替えられたのですが、玄関脇に立っていた柿の木には、不思議なエピソードがあります。
その柿の木は、一向に実がならないことから伐(き)ってしまおうかとの声が上がり、当時着任間もない岡住職が親先生にお伺いしたところ、「柿の木が伐らんといてくれと言うてる。この柿の木はあんたより先輩や、ここの土地のことをよく知っている。落慶法要の時にはその木に花を咲かせたらよい」とおっしゃいました。そこで当日は、その木に造花の桜の花を満開に飾ったのですが、不思議なことにその後毎年、親先生がおっしゃった通り花が咲き、柿の実がなったのです。

また福知山には、親先生が「霊木や」と言われた献木がもう一つあり、旧道場の内陣の柱に使われていました。その黒柿の木は、道場移転後の現在も本堂玄関の柱となって祀られています。

  • ▲天正7年に明智光秀によって建てられた福知山城
  • ▲今も本堂玄関の柱となって祀られている黒柿の木

念法信心が3世代、4世代続くご家族も珍しくない福知山念法寺

福知山念法寺の住職を務める岡良秀住職は、昭和49年に福知山念法教会の落慶とともに住職に就かれ、以来38年。長年の間、福知山念法寺の住職を務めておられます。そのため、信徒の皆さんの家族構成や人柄なども知り尽くされており、まるで大きな家族のようなお付き合いで、お寺の中はいつも笑顔であふれています。

親先生のご指導もあって、お寺ができた当初から“次代を担う子どもたちにお寺に集まってもらおう” “子どもたちが主役になれる場をもっとつくろう”と、吹奏楽や円満体操の練習など、子どもたちが楽しめる催しをお寺で開催してきました。
その頃の子どもたちが、今や親の世代となって子供会のお世話をしていただています。福知山念法寺では、信徒が3世代、4世代続くご家族は珍しくなく、中には5世代に渡って念法信徒というご家族もあります。念法家族・念法一家といえるご家族が多いのも福知山念法寺の特長かもしれません。

  • ▲岡住職を囲み談笑する信徒の皆さん
  • ▲親先生に練習の成果を披露する子供たち

世代ごとや世代間を超えた交流が活発に行われています

福知山念法寺では、世代ごとの活動を活発に行っています。「あおぞら会(子供会)」では、プラネタリウムを見学しに行ったり、ご詠歌踊りを練習したり、子供たちにとってお寺が楽しいところと感じてもらえるように努めています。おかげさまで、本山で行われるご詠歌大会に福知山念法寺から3回連続で参加させていただいています。

また、お年寄りの皆さんで、お寺をもっと明るく、楽しい雰囲気をつくろうという思いから、3年前に65歳以上を対象にした「福寿会」を結成しました。「明るい・正しい・仲よう」を合い言葉に、ゲームや合唱、踊りをはじめ、子どもたちと一緒におじゃみや紙飛行機づくりなど、昔の遊びを通じて賑やかに、世代間の交流も活発に行っています。

今後は、信徒だけでなく地域の皆さんとの交流も積極的に行っていきたいと考えています。福知山念法寺には、とても立派な桜が、お寺の塀沿いに植えられており、春になると見事な花を咲かせます。
その桜を近隣の皆さんに開放し、気軽に花見ができる場として一緒に楽しめるような催しを定期的に始めていこうとしています。念法寺の桜の木が地域の名所となって、一般の方々が少しでもお寺に来ていただけることを願っています。

  • ▲地元の自衛隊駐屯地を見学するあおぞら会の子供たち
  • ▲昔の遊びで共に遊ぶお年寄りと子供たち

更新日付:2011/07/20

プロフィール

住職:岡 良秀(おか りょうしゅう)

福知山念法寺
住職:
岡 良秀
(おか りょうしゅう)

メッセージ

〒620-0913
京都府福知山市牧89-1
TEL:0773-33-2830
MAP
子供たちの歓迎に笑顔で応えられる親先生
福知山というと、福知山市動物園のウリ坊の背中に乗る小ザルの「みわちゃん」が有名ですね。残念ながら、現在はウリ坊が大きくなって、園内を走り回るのは危険なので背中に乗せて走る姿は見られませんが、今も仲良く遊んでいます。
間近に迫った福知山念法寺でのご親教に向けて、ご燈主様をお迎えするための飾り付けの風車をつくっています。「千の風にのって」にちなんで千個の風車を作る計画で、時間があれば信徒が集まり、風車づくりに精を出しています。
お寺を取り囲む塀沿いに植えられた多くの桜が、春には満開になり、地域の皆さんの目を楽しませます。この桜は、地域の老人会の皆さんに植樹していただいたのですが、年々大きくなり、周りの景色とも溶け込んできました。福知山念法寺が、「桜のお寺」といわれるように、地域の皆さんにも親しんでいただればと思っています。