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萩念法寺 外観写真

萩念法寺

萩念法寺は、行動派の若き住職が、
信徒と心をひとつにして
楽しいお寺づくりと
新しい仲間づくりに励んでいるお寺です。

山口県北部・萩市にある萩念法寺は、一昨年、創立40周年を迎えました。

歴史的な面影が今なお残る萩城下町にほど近い萩念法寺は、国道191号線に面した便利な場所に建っています。
 

まるで、まちじゅうが屋根のない博物館、山口県萩市

萩といえば、城下町の古い町並みや萩焼、そして吉田松陰や高杉晋作などの維新の原動力となった勤皇の志士たちを思い浮かべることでしょう。萩は、慶長9年に開府して以来、およそ260年に渡って毛利36万石の城下町として発展しました。天災や戦災を免れたため、当時の町割りや建物、道などのたたずまいが、今なお変わることなく継承されており、「古地図で歩ける町」といわれています。まるで、まちじゅうが屋根のない博物館のような萩の町には、毎年全国から大勢の観光客が訪れます。

この萩の地に念法の種が蒔かれたのは、今から約45年前の昭和45年頃、香住念法寺の信徒が本山で禊(みそぎ)奉仕を努めた折り、親先生から、生まれ故郷の萩に帰って悩んでいる人々に念法の教えを伝えるようお言葉を賜り、感激して導きに奔走したのがはじまりです。
その信徒の活躍ぶりを聞いた親先生は、昭和48年10月18日、はじめて萩にご親教されました。そして、翌年には萩市内の前小畑に布教所が誕生。昭和49年には親先生が再度ご親教になり、大勢の参拝者で布教所はあふれかえりました。その後、親先生は昭和52年までの間に計5回、萩に訪れられ、ご親教のたびに信徒の数は増え続けました。 「もっと広い道場を」との信徒の願いに、二代燈主様がお応えになり、昭和62年7月、現在の地に萩念法寺が建立され、現在に至っています。

  • ▲古い町並みを今に残す萩城下町
  • ▲昭和48年10月18日萩の信徒宅で行われた親先生初親教

萩のお寺に込めた親先生の想いを、受け継ぐ

幕末の日本を大きく動かす歴史舞台となった長州・萩。親先生は、この地にお寺を建てることに格別の想いがありました。「長州・萩という土地は、明治維新という新しい日本をつくりあげた素晴らしい人材を輩出してきた土地である。この萩の人たちに念法の教えを知ってもらい、戦後日本の精神的建て直しに活躍する人を育てて欲しい」、親先生はご親教のたびにそう訴えられました。

そんな萩のお寺の住職を勤められているのが、7代目住職の前田芳峻師です。前田住職は今年40歳、念法で最も若い世代の住職です。
熱い志をもった若き幕末の志士たちの地・萩に、若い住職がお寺を預かるというのも偶然なのかも知れませんが、前田住職はとにかくエネルギッシュ。月の半分は信徒宅を訪問され、遠くは2時間程かけて法座に廻られています。本山のお勤めもあり、忙しい前田住職をサポートするのが各地域の信徒たち。法座の段取りや準備などに積極的に取り組み、若い住職を盛り上げています。そのお陰か、新しい信徒が徐々に増え、入信歴の浅い信徒が気兼ねなく相談していただける「お悩み相談会」は評判も上々です。

  • ▲幕末の志士たちの銅像
  • ▲お話し上手な前田住職の周りにはいつも信徒が
  • ▲月の半分は法座に出掛ける前田住職
  • ▲夫婦仲ようを実践

子どもからお年寄りまで、一緒に楽しめるお寺を目指して

萩念法寺では、夏祭りやクリスマス会など、1年を通して楽しい催しを活発に開催しています。

萩念法寺は、お寺に若いお母さんやお父さんがお子さんを連れて、楽しく遊べる催しを企画しています。お年寄りと子供たちが、一緒に遊んでいる間にお母さん方が食事を作り、みんなでワイワイ賑やかに食べるなど、お寺はいつも明るく元気いっぱいです。

また、萩念法寺では立教90年祭に際して、真心を報恩の形にあらわすことを目的に、「報恩感謝のまごころ帳」を作成し、実施しています。
これは、立教90年祭の1年間、念法に出逢えた喜びや感謝の気持ちを毎日積み重ね、信心のお礼として10円でも100円でも、その日の真心として貯めて記帳し、「ありがたい」という想いを続けていただくものです。そして、積み上げた深い信心を仏様に届ける、そんな気持ちで90年祭を充実した1年となるよう、願っています。

  • ▲クリスマス会では、様々な世代が一緒にツリーを作って、記念撮影
  • ▲お寺での食事会は信徒の楽しみのひとつ
  • ▲自分を見つめ直し、感謝の気持ちを形にあらわす「報恩感謝のまごころ帳」

更新日付:2015/4/20

プロフィール

住職: 前田 芳峻(まえだ ほうしゅん)

萩念法寺
住職:
前田 芳峻
(まえだ ほうしゅん)

メッセージ

〒758-0000
山口県萩市
大字椿東無田ケ原口2
TEL:0838-22-9788 MAP
昭和52年9月 秋芳洞をご見学される親先生
昭和52年9月 ビニール風呂敷を用いてご法話をされる親先生
萩の地が舞台のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」
平成27年 NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の舞台が山口県萩市です。幕末の思想家・吉田松陰の妹・文(ふみ)。久坂玄瑞の妻となり、激動の長州藩の運命に翻弄されながらも、新しい時代へと、松陰の志を引き継いでいった文の生涯を描いたドラマ「花燃ゆ」では、女優・井上真央さんの好演とともに、美しい萩の町が映し出されています。
平成26年10月に、山陽ブロック青年交流研修会を萩で行いました。津山・新見・岡山・倉敷・広島の各念法寺の青年が萩に集まり、松陰神社を参拝。吉田松陰が教鞭を執った「松下村塾」にて、宮司さんのお話しを聴講しました。その後、萩念法寺での研修発表会では、研修生から「松陰先生と親先生の想いが重なっているようで、親先生は昭和の吉田松陰に思えた」との言葉が出るなど、現地でしか味わえない交流研修会となりました。