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生駒別院 外観写真

生駒別院

生駒山の中腹、
2万2千坪にも及ぶ広大な敷地に
建つ生駒別院は、四季を通じて、
自然環境を活かしたさまざまな
催しが行われる楽しいお寺です。

豊かな自然を有する生駒別院は、今年創立20周年を迎えました。

生駒山系の北側、大阪府四條畷市と奈良県生駒市の境界をまたぐように位置する生駒別院は、研修施設を兼ね備えた本山の別院としての役割をもったお寺です。

念法眞教の研修道場を兼ねた奈良県下の人々の帰依所、生駒別院

生駒の地は、古くから大阪(難波)と奈良(大和)を結ぶ交通の要衝として知られた、歴史ある古い町です。生駒山は、修験道で知られる山岳仏教の聖地として、古来より多くの修験者が修行した場所といわれています。その代表的な寺院と称されるのが、「生駒の聖天(しょうてん)さん」と呼ばれて親しまれている宝山寺(ほうざんじ)で、毎年300万人余りもの参拝者が訪れます。また、生駒山頂には遊園地があり、そこから奈良と大阪の街を眺める360度の展望は絶景で、大阪の奥座敷と称されるほどです。そんな霊峰・生駒山の中腹に、生駒別院が建っています。

開祖親先生が奈良県下の人々を救済せんがために、生駒山北部の田原山の土地約五千坪を買い求められたのが、昭和31年のことです。念法眞教の研修道場の建設に向け、その後も周辺の土地を購入し続ける中、親先生のご意志を受け継がれた二代燈主様が「時至る」として、阪奈道路沿いの土地を造成し、ここに念法眞教の研修道場を兼ねた奈良生駒地域の人たちの帰依所となる生駒別院を建立されました。平成4年9月4日、道場完成の落慶法要が厳かに執り行われ、そして、平成24年の今年、生駒別院は創立20周年を迎えました。

  • ▲生駒別院から奈良市内の
    中心部を望む
  • ▲整地や植林の作業に精を出す
    信徒の皆さん

生駒の山から下りて、信徒とふれあう機会を大切に

新道場の建設当時、はげ山のような広大な敷地を地元信徒はもとより、本山や近隣支院の信徒の皆さんのご奉仕を得て、樹木を植林し、道路を整備するなど、信徒がひとつになって取り組みました。2万2千坪にもおよぶ敷地内には、運動会も開催できる広い原っぱや農園、鶏小屋、遊水池などが設けられ、都市近郊とは思えない、そののどかな環境には心が安まります。また、敷地内の山林で間伐された檜木は、本山で行われる採燈護摩供の護摩木として利用されています。

生駒別院の住職を勤めるのが、二代目の一宮良範住職です。今年16年目を迎える一宮住職はとにかくお忙しく、住職のお勤めとともに、本山にも常勤されており、お寺には月に数日ほどしかおられません。そんな住職の留守を預かるのが奥さん先生である一宮芳聖(ほうせい)副住職です。芳聖副住職は、信徒の身近な相談にもにこやかに応じ、同じ目線でわかりやすく話されるので、信徒からもとても人気があります。
一宮住職も気さくなお人柄なので、お寺におられる時は気軽に信徒に話しかけられ、時には法話を説かれるなど、住職・副住職を中心に信徒みんなが笑顔になれる家族のような雰囲気を醸し出しています。

また、生駒別院は、山の中腹に位置しているため、簡単にお寺に足を運べない信徒が多くおられます。そんな信徒や未信徒を対象に、奈良県下の各地で会場を借りて法話を行う「眞友の集い」を年に数回開催しています。さらに、信徒の元に訪問し、座談会や法座も実施するなど、立地環境にとらわれない信徒とのふれあいを大切にしています。

  • ▲信徒を前に、わかりやすく
    教えをお話しされる一宮住職
  • ▲副住職を囲んで談笑する
    信徒の皆さん
  • ▲便利の良い場所で、
    年数回行われる「眞友の集い」

境内の自然環境を活かした楽しい催しを四季を通じて開催

緑の木々に包まれ、鳥のさえずりが心地よい生駒別院の環境は、慌ただしい都会の生活を忘れさせてくれます。本山の別院として、お寺には多くの青年や子どもたちが集まり、キャンプや合宿など都会では体験できない自然とのふれあいを楽しんでいます。

生駒別院では、こうした豊かな環境を活かして四季折々のさまざまな催しが毎年行われます。春には、参道の桜並木で花見が楽しめる桜まつり。夏には、盆踊りや模擬店など、信徒も地域住民の方々も楽しめる納涼祭を催しています。また、秋になると敷地内の農園で子どもたちにイモ掘り体験を楽しんでもらい、年末にはクリスマス会やお餅つき大会が行われます。中でも、毎年12月29日に行う大お餅つき大会は、まさに本格的。薪(まき)の火力でもち米を蒸し、90キロものお餅を手際よくつく姿は、まさにプロ並みです。本山での「ほのあかり」や「花びより」などの催しでもお餅つきの実演で、おなじみの方も多いのではないでしょうか。

また、今年の「親先生ご生誕127年祭」の祝賀演芸会では、生駒別院が「家内仲ように」というオリジナルの寸劇(コント)を披露させていただき、大好評でした。
このように、生駒別院ではお寺に来ることが楽しいと感じてもらえるように、趣向を凝らした年中行事や信徒が一丸となって取り組める楽しい催しを実施しています。1人でも多くの皆さんがお寺に来ていただけることを願っています。

  • ▲毎年行われる納涼祭では、
    子どもたちが大喜び
  • ▲毎年12月29日には
    たくさんの信徒が集まって
    お餅つき大会を開催
  • ▲今年の親先生ご生誕祭では、
    オリジナルの寸劇を披露し、
    大好評

信徒さんの幸せを願って、親身にお話しを聞くことを信条に

一宮芳聖副住職普段、日常的に信徒さんと接している中での私の願いは、信徒の皆さんに、心から幸せになってもらいたい、その一言に尽きます。
そのために、1人でも多くの信徒さんのお顔を拝見し、お話しをお聞きすることを大切にしています。悩みや苦しみを「喜び」に変えていける心の持ち方を知っていただければと思っています。私自身、ほんとうに信徒さんに育てていただいていると実感しています。ですから、これからも皆さんと一緒に成長していきたいと願っています。

更新日付:2012/11/20

プロフィール

住職:一宮 良範(いちみや りょうはん)

生駒別院
住職:
一宮 良範
(いちみや りょうはん)

メッセージ

〒575-0014
大阪府四條畷市
大字上田原1227-1
TEL:072-869-0304
MAP
昭和51年、奈良ドリームランドを借り切って行われたご親教の際、信徒に囲まれて笑顔の親先生
平成4年9月4日、道場完成を 祝う落慶法要の様子
いろいろな催しができる原っぱや農園、鶏小屋などがある境内ののどかな風景
生駒別院では毎月1回、信徒手作りの機関誌「円満だより」を発行しています。お寺の月刊行事をはじめ、催しの案内やお知らせなど、お寺に来られない信徒さんにも情報をお届けしています。7年前からはじめた「円満だより」ですが、現在第83号まで発行しており、信徒の皆さんに親しまれています。