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伊勢念法寺 外観写真

伊勢念法寺

『旅からすの歌』のゆかりの地、
三重県伊勢市にある伊勢念法寺。
住職になって間もない若い住職が、
一生懸命がんばっているお寺です。

伊勢神宮のお膝元にある伊勢念法寺は、昨年創立50周年を迎えました。

伊勢市は、三重県中東部に位置する、伊勢志摩の中心都市です。神宮御鎮座のまち伊勢市は、「お伊勢さん」と呼ばれて古くから親しまれてきました。伊勢念法寺は、伊勢神宮のお膝元といえる外宮のすぐ近くの場所に建っています。

日本人の心のふるさと『伊勢神宮』がある三重県伊勢市

伊勢神宮の門前町として発展した伊勢市は、 江戸時代には「お伊勢参り」のまちとして多くの観光客や商人で賑わい、現在でも三重県の中心的な観光地都市です。日本人の心のふるさとである伊勢神宮や猿田彦神社には、凛とした空気が漂い、伊勢はまさに”神都”と呼ぶにふさわしいまちといえるでしょう。

三重県は、開祖親先生が日本再建の巡教の旅において、早い時期に布教に訪れられた地域のひとつです。そして初代住職である中野幸現先生のご尽力により、昭和32年に信徒宅をお借りして伊勢念法教会が開設されました。

親先生が伊勢市へ初めてご親教されたのが昭和35年。親先生、75歳でした。その後も伊勢市へのご親教は30回を数えますが、当時は現在ほど電車や道路なども整備されておらず、小舟でご到着されたこともありました。「救いを求める者がいれば、どこでも駆けつける」という親先生のエネルギーに感銘を受け、また親先生に救われた人たちが次々に念法の仲間になりました。そして、念法の法灯は三重県一円に広がり、昭和39年には、念願の新道場が完成しました。
その後、二代燈主様のご指導により、平成17年、現在の地に新道場が建立され、昨年には伊勢念法寺創立50周年を迎えました。

  • ▲伊勢神宮 外宮
  • ▲伊勢神宮 内宮
    現在も多くの観光客が訪れる伊勢神宮

『旅からすの歌』が生まれた、三重県志摩半島

念法の信徒にとっては、馴染みの深い『旅からすの歌』。行事や催しの際には、揃いの浴衣に舞扇をもち、唄いながら踊る姿は見ているだけでも心が晴れやかになってきます。
実は『旅からすの歌』は、この三重県志摩半島が発祥なのです。

昭和25年、親先生が三重県へのご親教の際、志摩半島の浜島で親先生のお口をついて出たのが『旅からすの歌』の第一節でした。
翌年、志摩郡長岡村国崎で第二節、そして志摩半島の布施田村で第三節が生まれ、 『旅からすの歌』が完結されました。
『旅からすの歌』を感得された時、親先生の夢枕に、猿田彦命(さるたひこのみこと)が天照皇大神(あまてらすおおみかみ)の使者としてお立ちになりました。その夢とは、”今の日本の危機的な状況において、この国を立て直すために『旅からすの歌』を唄い踊って、住みよい世の中づくりに努めるように”、との天照皇大神からのお告げでした。その後、 『旅からすの歌』による様々なおかげを確信された親先生は、「日本再建のため粉骨砕身することを天照皇大神様にお誓いしよう」と、昭和26年9月4日、全国の信徒代表約1,000人とともに旅からすの浴衣を着て、伊勢神宮、猿田彦神社へ奉答参拝されました。

この伊勢神宮奉答参拝は、伊勢念法寺の新道場が落慶した平成17年から再開され、毎年12月に行われています。

  • ▲「みちひらき」の神様として有名な猿田彦神社
  • ▲昭和26年、旅からすの浴衣を着て踊る信徒の皆さん
  • ▲平成17年、念願の新道場建設落慶法要お練り供養

世代を超えた信徒のふれあいや地域との交流を大切に

伊勢念法寺の廣瀬康二住職は、今年37才の笑顔が素敵な若い住職です。伊勢念法寺の副住職として5年勤められて、昨年住職に就かれました。学生時代は、落語研究会に入ろうかと迷われたほどのお話し上手。信徒の皆さんに慕われている人気者です。また、毎月開催されている念法の座談会にこだわらず、地域で催される老人会やサークルの集いなどにも、積極的に参加されています。

そんな廣瀬住職が力を入れておられるのが、楽しいお寺にしていくこと、それをお寺全体で取り組むことです。
例えば、伊勢念法寺の創立50周年祭に向けて、鼓笛隊の復活に取り組みました。昔、親先生がご親教に来られた際に、楽器演奏でお迎えした頃の鼓笛隊を復活させようと、当時の衣装を活用し、夏の林間学校などで練習が繰り返されました。創立50周年祭の当日には、子どもからお年寄りの方々までがひとつになって鼓笛隊の演奏が披露され、中には女装で演奏される男性もおり、大いに楽しく盛り上がりました。
12月のお楽しみ会では、お餅つきをはじめ、子どもも大人も一緒に遊ぶゲームやケーキづくりなど、青年の皆さんも企画段階から参加され、世代を超えてふれあう楽しい集いも行いました。

また、地元地域との交流を深めるために、来年に行われる伊勢神宮式年遷宮に向けての「お木曳き」行事に、伊勢神宮のお膝元のお寺として参加しました。
これからも、世代を超えた信徒のふれあいや地域との交流を大切にしていきたいと思います。

  • ▲信徒の皆さんにお話しをする廣瀬住職
  • ▲伊勢念法寺創立50周年祭で披露した鼓笛隊演奏
  • ▲お年寄りと子供たちが楽しそうに遊ぶお楽しみ会

更新日付:2012/3/20

プロフィール

住職:廣瀬 康二(ひろせ こうじ)

伊勢念法寺
住職:
廣瀬 康二
(ひろせ こうじ)

メッセージ

〒516-0036
三重県伊勢市
岡本 3-2-4
TEL:0596-28-8580
MAP
伊勢にご親教に訪れた親先生。
昭和47年、勢田町の伊勢念法寺の前で親先生を囲んで。
『旅からすの歌』ゆかりの地として、伊勢念法寺の境内に歌碑が建てられました。
『旅からすの歌』歌碑の除幕式典には、三代ご燈主様も参加されました。
伊勢念法寺では、平成25年に予定されている第62回神宮式年遷宮の「お木曳き」に参加させていただきました。
1300年の歴史を有する式年遷宮は、20年に一度、伊勢神宮の社殿を建替え、神さまにお遷(うつ)り願う行事ですが、それに用いる用材(檜)を外宮、内宮境内まで奉曳(ほうえい)する儀式が「お木曳き」です。
地域との交流を大切にしたいとの思いから、地元の「宮崎奉曳団」に、伊勢念法寺から50人以上の信徒が「お木曳き」に参加させていただきました。