全国支院だより 全国の支院よりおたよりが届きました。

札幌念法寺 外観写真

札幌念法寺

札幌念法寺は、親先生の
想いや魂が、信徒の世代を超えて、
今なお脈々と受け継がれている
お寺です。

北海道の中心的なお寺である札幌念法寺は、今年創立44年を迎えました。

北海道において念法の教えが広がったその発祥の地・札幌。
その中心街から車で約10分、地下鉄東西線の最寄り駅「大谷地」駅からもほど近い便利な場所に、札幌念法寺が建っています。

札幌は、念法の教えが全道に広がる礎(いしずえ)となった地

石狩平野の南西部に位置する札幌市は、北海道の政治・経済・文化の中心として機能する道内最大の都市です。また日本を代表する観光都市として、札幌の時計台(旧札幌農学校演舞場)や赤レンガで知られる北海道庁旧本庁舎、そして毎年2月に大通公園を主会場に開催される「さっぽろ雪まつり」などが有名で、国内はもちろん海外からも多くの観光客が訪れます。

北海道における念法の法灯は、昭和38年に岡山県・八束念法教会の信徒の導きで、札幌在住のご家族が入信されたことにはじまります。
開祖親先生が、はじめて北海道の地にお立ちになったのは、昭和42年7月、札幌でのご親教でした。親先生、当時82歳の長旅でした。
その年の10月には札幌念法布教所が開設され、翌43年4月には札幌念法教会に昇格。そして同年9月、信徒待望の道場が落慶しました。昭和44年5月11日には、新道場ご本尊入仏慶讃法要が執行され、全国各地の代表信徒約千名が参列する中、札幌念法寺から円山公園まで、お練り行列も行われました。

  • ▲毎年、多くの観光客が訪れる北海道最大の都市・札幌

北海道の支院12カ寺の中核ともいうべき札幌念法寺

その後も、親先生は昭和52年までの間ほとんど毎年2回、北海道に足を運ばれ、札幌はもちろん全道へご親教を続けられました。中でも札幌へは実に17回も訪れられ、信徒の数も増加の一途をたどったことから、二代燈主様のご指示により、全国に先駆けて大規模な新道場が昭和61年に建立されました。この大道場の建築様式は、後の念法寺のひな形となり、新道場落慶法要の行事スタイルもこの時に確立されました。さらに、札幌念法寺は本山以外ではじめて得度授戒式が執り行われたお寺でもあります。本山から遠く離れた北海道で、道内の多くの信徒が新たに仏弟子となりました。
このように札幌念法寺は、念法眞教において先駆的なお寺のひとつとして歩んできました。また、北海道の中心的なお寺として、道内の支院が実施する行事や催しなどにも積極的に協力させていただき、北海道の支院の中心的なお寺としての役割を担ってきました。

こうした地理的・歴史的な背景もあるからでしょうか、札幌の信徒の多くは、親先生や二代燈主様の北海道への想いを受け継ぎ、布教・教化活動をはじめ、支院の様々な行事や催しの準備・実施を組織的にサポートし、その熱意ある活動は、札幌周辺にとどまらず、道内、東北地方にまで至っています。

  • ▲昭和49年、札幌ご親教の際に、信徒と話される親先生
  • ▲全国に先駆けて、大規模道場が建立された札幌念法寺

年に数回、法座や座談会の開催のために19地域を訪問

札幌念法寺の住職は、平成4年に着任された京野良紹住職です。
信徒の相談にも気軽にのられ、信徒の目線でわかりやすく即答される、サッパリとした明るい住職です。京野住職がいるだけで、そこに花が咲いたように雰囲気が明るくなり、信徒にとってかけがえのない存在です。そんな京野住職ですが、とにかくお忙しくされており、月の半分以上は本山等でのお勤めなどで、お寺を空けることが多く、有賀副住職はじめ、信徒総代や地区長たちが布教や行事の開催などを取り仕切り、しっかりとお寺を守っています。

広大な北海道では、お寺が近くにない地域や遠くてお寺に来られない地域などにお住まいの信徒もたくさんおられます。札幌念法寺では、信徒がチームを組んで年2回、春と秋に布教エリアである19地区を巡回し、座談会を開催しています。また、京野住職は月に1〜2回ほど地区を訪問され、直接信徒の相談にのったり法座を開かれたり、 全19地区を1年以上をかけて廻られています。
こうした活動の中で、今年4月に小樽相談所を開設し、遠方の信徒がいつでも身近に相談できる場を設けました。
北海道において、ひとりでも多くの方々が目覚め、幸せになっていただきたい・・・そんな一念で活動しています。

  • ▲京野住職を囲んで談笑する信徒の皆さん
  • ▲19地域を訪問して開かれる法座

世代ごとに組織化された「会」を多数開催

札幌念法寺では、信徒の世代ごとの集まりや活動にも、積極的に取り組んでいます。
「子ども会」や「青年会」をはじめ、子育て中の若いお母さんたちが集う「なでしこ会」、40歳代までの既婚男性の集まり「大和(やまと)会」、50歳代以上の男性を対象にした「男性菩薩会」、そして総代や地区長で構成される「おたふく会」など、それぞれの世代ごと、役割ごとに組織化し、自主的に活動しています。

「子ども会」では、毎年夏休みにお寺で1泊2日の夏合宿を開催しています。子どもたちの朝護摩や社会見学などを行い、青年会の若者たちがお世話役を担っています。また冬休みには、親子で参加する「親子寒行」も実施しています。
「なでしこ会」では、若いお母さんたちが子育ての悩みや智恵を持ち寄り、先輩ママさんや京野住職のアドバイスもいただけるなど、子育てママさんたちには強い味方です。
また、総代や地区長で構成される「おたふく会」では、親身になって信徒の悩みをお聞きしたり、足が遠のいている信徒を行事にお誘いするなど、サポートを行っています。
そのほか、ヨガ教室や習字教室、御詠歌レッスンなども開催し、信徒同士の親睦も図っています。
今後は、こうした教室や催しも信徒だけでなく、近隣の方々や地域との交流も活発に行い、気軽にお寺に来てもらえるような社会に溶け込んだお寺を目指していきたいと思っています。

  • ▲お寺では、様々な世代ごとの集まりが随時開催されています。
  • ▲お寺で実施されている習字教室

更新日付:2011/11/20

プロフィール

住職:京野 良紹(きょうの りょうしょう)

札幌念法寺
住職:
京野 良紹
(きょうの りょうしょう)

メッセージ

〒004-0042
北海道札幌市
厚別区大谷地西5-13-1
TEL:011-892-1333
MAP
昭和48年、ご親教を終えて、千歳空港で信徒と別れを惜しまれる親先生
昭和61年5月25日、六千余名の信徒が参列した新道場落慶・ご本尊ご遷座入仏慶讃法要で、お立ち台に登られる長谷川霊信長老、二代燈主様、三代燈主様(左から)。
札幌の信徒にとって、忘れられない思い出として心に刻まれています。

青年部の清水良子さんにインタビュー
「今日は、御詠歌の練習にお寺に来ました。教えていただいている方は、以前御詠歌大会の個人戦で優勝された方なので、とても勉強になります。
私は、主人の転勤で1年半前に神戸から札幌に来ました。現在、青年部で子ども会のお世話をさせていただいています。
今年の子ども会の夏合宿では、初めて青年部が企画から取り組ませていただけ、子どもたちの朝護摩をはじめ、ゲームや子どもだけの法座など、様々な催しを行いました。
お寺というと、堅苦しく捉えがちですが、子どもたちだけでなく私たち若い世代も、お寺は楽しいところ、仲間と出会える気軽なところと感じてもらえるようなお寺にしていきたいと思います。
今私のお腹には、赤ちゃんがいます。これからは「なでしこ会」にもお世話になりたいと思います。」