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洲本念法寺 外観写真

洲本念法寺

地域に開かれ、住民との交流が
活発に行われている
洲本念法寺は、地元地域に
愛されているお寺です。

洲本の中心街に位置し、城下町の景観に馴染むように建つ洲本念法寺。

瀬戸内海東部にある兵庫県・淡路島のほぼ中央に洲本念法寺はあります。
洲本城跡のある三熊山に隣接し、お寺の前は大浜公園の海岸が広がる、洲本でも由緒ある観光スポットとなっている市街地に馴染むように、洲本念法寺は建っています。

開祖親先生が淡路島にご来島されて、今年でちょうど70年

淡路島と開祖親先生との関わりは、とても古く、今から70年前にさかのぼります。親先生が、はじめて淡路島の津名郡五色町鳥飼の地に立たれたのが昭和14年5月23日。一軒一軒のお宅を訪ねられて法を説き、歩き回られるうちに、親先生の噂が広まり、やがて悩み苦しむ人たちがお救いいただきたいと、親先生のご来島を待ち望むようになりました。以来、戦火が激しくなる昭和19年頃までは、毎月のように淡路島へお越しになりました。淡路島をこよなく愛された親先生は、戦後もたびたび淡路島に足を運ばれ、昭和26年に「鳥飼念法寺」、昭和28年には「洲本念法教会」が設立されました。
そして念法の教えは島内一円に広がり、昭和46年には鳥飼念法寺と洲本念法教会が合併し、洲本の中心街である海岸通りに「洲本念法寺」が建立されました。

  • ▲淡路島での親先生

社会奉仕活動で地域社会と溶け込む、洲本念法寺

洲本念法寺では、様々な社会奉仕活動に取り組み、地域の皆さんとのふれあいを通じて、住みよい世の中づくりに努めています。
なかでも、お寺の目の前に広がる大浜海岸一帯の清掃奉仕活動は、昭和48年からはじめられ、今年で37年目になります。
年に7〜8回ほど、朝の5時から大浜公園や海岸の清掃を始め、多いときにはダンプカー12〜13台分のゴミを収集し、仕分けして回収しています。今では、「念法さん、いつもお掃除ご苦労様」と近隣の方々から声をかけられることも、珍しいことではありません。

また、毎年7月に行われる『念法寺親子納涼祭』は、地域の方々をご招待して行われるお祭りで、コンサートや踊り、ゲームをはじめ、縁日の屋台などで賑わい、毎年楽しみにされているイベントです。当初は、『念法寺子供会七夕まつり』として、信徒の子供たちを対象に催していましたが、そのうち近隣の方々からの参加のご要望もあり、今では地域ぐるみで開催され、毎年800人もの人たちで賑わう、地元の大きなお祭りとなりました。

こうした地域への奉仕活動をはじめた、そもそものきっかけは、洲本念法寺が今の場所に建てられた翌年の昭和47年です。地元の『島まつり』というイベントで、街中を踊りながら進んでいく「阿波踊り」の終点が、ちょうどお寺の前だったのです。そこで、踊り疲れた人たちに、冷たいお茶を差し上げた「冷茶接待」がはじまりでした。それ以来、地域とふれあう、様々な催しを行っています。

“信徒だけでなく、その周りの人たちも幸せになることが、信徒の
幸せにつながる”という、礒村住職の想いが、信徒一人ひとりに浸透し、信徒・未信徒を超えた仲間づくりが実践されています。

  • ▲活発な清掃奉仕活動
  • ▲地域ぐるみで行われる納涼祭
  • ▲「冷茶接待」の様子

いつも、“何かお役に立てることはないか”と前向きに捉える

平成7年1月の「阪神淡路大震災」。この淡路島も被災し、信徒の家屋も、全壊が55戸、半壊が約250戸もの被害に遭いました。幸いにも亡くなった人やけが人もなく、仏様にお救いいただきました。
そんな折、同じく甚大な被害を受けた神戸が、食糧不足で困っていると洲本市から聞きつけ、震災からわずか2日後、朝の5時から信徒80人が集まり、お寺でおにぎり弁当4000食を作りはじめました。そして、3時間後には届ける手配をすませ、それを1週間続けました。

礒村住職が、常に信徒に説くのは、“何かがあってからではなく、いつも何かお役に立てることはないか”と前向きに想いを巡らせること。
信心即生活。親先生の教えを生活の場、身近な場で実践することを常に考え、洲本念法寺では毎日活動しています。

  • ▲活動の一つに、毎年年末には信徒のみなさんでお餅をついて一人暮らしのお年寄りにお配りしています。

更新日付:2009/11/20

プロフィール

住職:礒村 良俊(いそむら りょうしゅん)

洲本念法寺
住職:
礒村 良俊
(いそむら りょうしゅん)

メッセージ

〒656-0022
兵庫県洲本市海岸通2-1-3
TEL:0799-22-1112
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淡路島と関わりが深く、愛された親先生は、たびたび淡路島に足を運ばれました。地元信徒に親しく語りかけられる親先生。
祈願本堂の「霊木」のひとつは、淡路島の川底から見つかった楠の根っ子 本山・祈願本堂の玄関ホールに祀られている「霊木」のひとつは、若宮神社の境内に植えられていた霊木が、道路改修の折りに掘り起こされた楠の根っ子です。
昭和36年、親先生が淡路島にご親教された際に「3人の女官が大きな木の根っ子に乗り、手招きしている」という不思議な夢を見られ、すぐさま調べてみると、その根っ子は三原町市の若宮神社に安置されていました。親先生は、「この根っ子は、霊が宿っているから、うっかりと使うてはいかん」とおっしゃり、了解を得て、本山に納めさせていただくことになりました。
催しや活動の多い洲本念法寺では、青年会の活動も頻繁に行われ、1年365日の内、200日以上の会合がお寺で開かれています。そのひとつとして、青年会のよさこい踊りチームが、島内の養護施設を訪問し、「よさこいソーラン」を披露。
入寮者の皆さんに喜んでいただいています。