全国支院だより 全国の支院よりおたよりが届きました。

苫小牧念法寺 外観写真

苫小牧念法寺

東京ドーム2つ分の
敷地(約3万坪)と
全国支院の中で最も大きな道場を
構える苫小牧念法寺は、
地域とともに歩む開かれたお寺です。

北海道を代表する工業都市である苫小牧市。北海道の空の玄関、新千歳空港からほど近い苫小牧念法寺は、昨年11月に創立45周年を迎えました。

札幌に続き、北海道で2番目に開設された苫小牧念法寺

北海道南部の太平洋沿岸に位置する苫小牧市は、明治期から製紙業が発展し、「日本一の紙の都市」として有名です。市内中心部には紅白の大きな煙突がシンボルの王子製紙苫小牧工場があり、この工場は世界でも最大級のスケールで紙の安定供給を支えています。
また、市西北部にそびえる樽前山は、世界的にも珍しい三重式の活火山です。市内から七合目ヒュッテまでは車で行け、七合目からは約50分で頂上まで登ることができるので、高山植物を楽しみながら本格的な登山ができる山として親しまれています。

昭和42年7月、北海道で初めての開祖親先生ご親教が札幌で行われました。その時の参拝者の中に、のちに苫小牧念法寺初代住職となる谷垣珠現師の姿がありました。その後、谷垣師は昭和46年1月に修養科を受講し、「仏さまがお喜びくださるなら、身命をなげうってでも・・・」と不退転の決意を固められ、苫小牧市内の一軒家を拠点に布教活動に邁進されます。昭和46年11月には苫小牧布教所が市内矢代に開設され、昭和47年4月には苫小牧念法教会が発足して谷垣師が初代住職に就任しましたが、わずか1年足らずの間に百数十世帯を導くという素晴らしい伸びを示したのです。
同年5月には、苫小牧で初めての親先生ご親教が行われました。念法の教線はますます広がり、市内綿岡に道場が建設され、翌昭和48年9月30日には盛大に入仏慶讃法要が営まれました。
教会発足からわずか1年5ヶ月で、信徒六百二十世帯の導きと道場建立という飛躍を遂げ、苫小牧の地に浄土建設の足場をしっかりと築きました。

その後も親先生は毎年のように北海道に渡られ、苫小牧でのご親教は、実に12回を数えました。その間に念法の教線も千歳をはじめ帯広や釧路など道内各地にまで広がり、苫小牧も綿岡の道場ではもはや手狭となり、昭和55年に現在の市内糸井宮ノ森団地の一角に新聖地を得るに至りました。約3万坪もの広大な新聖地に二代燈主様のご指示のもと、全国支院の中でも最大規模を誇る大道場が平成元年に完成し、翌平成2年9月30日には、くしくも綿岡と同日に落慶法要が行われました。現在は四代目の住職・古谷良明師が務めています。

  • ▲王子製紙苫小牧工場と奥にそびえるのは樽前山
  • ▲ご親教のあと、信徒と楽しげに談笑される親先生
  • ▲古谷住職を囲む信徒の皆さん

地域の皆さんのお寺として、交流を深める苫小牧念法寺

古谷住職は、とにかく人気者。信徒の皆さんが口々に「心の底から優しい先生」「立ち振る舞いがかっこいい」「怒った顔や不機嫌な顔を今まで見たことがない」と、そう語ります。だからお寺の中はいつも笑顔にあふれ、古谷住職のお人柄そのものがお寺の雰囲気となって現れています。
そんな苫小牧念法寺では、住職と信徒の皆さんが一丸となって地域との交流を深める様々な取り組みを行っています。例えば、東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市の子どもたち「気仙沼キッズ」を支援しようと、地元・宮ノ森町内会長が立ち上がった際に念法寺として協力し、子どもたちを受け入れさせていただきました。食事やお風呂、宿泊など、受け入れに十分な広さや設備があり、地域の方々も本堂の素晴らしさにビックリされていました。この取り組みは2012年から2016年までの5年間続き、毎年100人以上の子どもたちを迎えさせていただきました。

また、地域からお寺を防災避難所としての認定の依頼があり、昨年2月に苫小牧市との間で防災協定を締結しました。境内で避難訓練が行われたり、本堂で防災の講習会が開かれたりと、苫小牧念法寺が地域の方々の安心・安全に貢献させていただけるのは、喜ばしい限りです。

これも、二代燈主様から「この大きなお寺は、地域の人たちも何かの折りには使っていただくのや」とのお心をいただいたからこそ。身近なお寺として、住みよい世の中づくりのために少しでもお役立ちできればと日々活動しています。

  • ▲いつも笑顔で信徒と向き合う古谷住職
  • ▲東北の復興支援として子どもたちを迎える
  • ▲地域の防災避難所として防災講演会を本堂で実施

明るく楽しくなければお寺じゃない!が、モットー

苫小牧念法寺では、大きなお寺ならではの催しや行事を開催しています。
節分には、綿岡布教所の時代から開催している豆まきを行っています。一時期中断したこともありますが、近年再開し、とても大盛況。400〜500kgの豆(落花生)を小袋に入れて豆まきをするのですが、市長や北海道議員、市議、町内会長はじめ、毎回地域から400人ほどお寺に来られます。また、お寺の中だけでなく、地域の老人ホームや学習塾などに出向き、豆をお渡しして廻っています。

そして、子どもたちや家族で楽しめる大運動会やウォークラリーなどの催しも開催しています。大きなお寺を活用したイベントは子どもたちも大はしゃぎ。広大な境内や大きな建物、裏山など、ウォークラリーのコースやチェックポイントに事欠くことはありません。大運動会では、本堂の廊下で綱引き大会をしたこともあります。

毎年9月30日に開催している大感謝祭では、いつも笑いの渦が巻き起こります。仏さま、親先生、そして人生の大先輩であるお年寄りの皆さんに感謝の気持ちを込めて演芸を奉納する催しですが、毎回趣向を凝らしたユニークな演目が披露され、信徒たちの楽しみのひとつとなっています。

お寺は信心を深めるところではありますが、明るく楽しいところ、心が安らぐところ、いつも仲間が笑顔で迎えてくれるところでありたいと願いながら、これからも苫小牧念法寺らしい活動を続けていきます。

  • ▲節分会の豆まき
  • ▲毎年ユニークな演芸が披露される大感謝祭
  • ▲広いお寺の廊下での綱引き大会
  • ▲苫小牧で行われた立教90年祭・弐百満願祈願大護摩供

更新日付:2018/3/20

プロフィール

住職: 古谷 良明(ふるや りょうみょう)

苫小牧念法寺
住職:
古谷 良明
(ふるや りょうみょう)

メッセージ

〒053-0814
北海道苫小牧市
字糸井388-10
TEL:0144-72-7939 MAP

昭和47年5月、信徒宅での初親教の折りに、日想観を信徒に披露する親先生。
幻想的な苫小牧の工場夜景 北海道の工場夜景都市というとまず室蘭を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、苫小牧を忘れてはいけません。北海道最大級の工業都市・苫小牧は、製紙工場や製油所などが連なり、その夜景はまるで未来都市のようです。そんな幻想的な夜景を楽しむには、街を見下ろす緑が丘展望公園がおすすめです。
苫小牧市民に愛されているマスコットキャラクター「とまチョップ」。白鳥がモチーフで花菖蒲の尻尾、ハスカップの首飾り、ホッキ貝の帽子をかぶり、観光大使としても活躍中。ちなみにゆるキャラグランプリ2012で全国14位、北海道で1位になりました。
漫画家・ほんわかきりんさんは、苫小牧念法寺の信徒 念法ホームページでお馴染みの「ヒーリングコミック」の漫画家・ほんわかきりんさんは、苫小牧念法寺信徒。
心がちょっと温かくなるストーリー漫画が人気のほんわかきりんさんは、ペンネームの通り、いつもニコニコ、ホンワカした女性です。
漫画を専門的に習った経験は特になく、子供の頃から友達と趣味で描いていたとのこと。
お寺でも、子どもたちのために中有の物語を紙芝居にしたところ、たまたま丸山先生の目に止まり、古谷住職の薦めもあってホームページに漫画を掲載するに至ったとか。
漫画のストーリーは、普段の生活で感じた事や自分の経験から「いいな」と思ったことを書き留めて、そこから漫画にしていることが多いそうです。これからもみんなの心を温かくする漫画を描いていって欲しいですね。